台湾映画GF*BFの感想

女朋友。男朋友(中国語タイトル)
GF*BF(英語タイトル)

 

物語の舞台は1985年、1990年、1997年、2012年と移り変わっていきます。

 

男子2人女子1人の青春物語と思いきや、そこに台湾の1985年から2012年の激動の時代が重なっています。

 

時代の移り変わりと男女の移り変わりが交差しながら映画は進んでいきました。

 

GF*BF(女朋友。男朋友)は台湾らしい映画

この映画を見たときに「なんて台湾らしい映画なんだろう」と思いました。台湾で流れる時間を共有できた気持ちになりました。映画を見ただけだけどそれはいい経験になったんです。それほど1985年から2012年の台湾の時代の移り変わりは激しいんですよね。

 

女朋友男朋友

 

主人公たち3人は1985年に高校生でした。高校生の無邪気さは日本と変わらないんだけど時代の鋭さが日本と全く違う。ここがまず見るポイントだと思います。

 

この3人が台湾の時代の流れとともに成長していく。成長していく中で同性愛も描いていく。台湾で同性愛は市民権を得ている。ここも台湾らしい映画のポイントです。

 

この同性愛が台湾でどう馴染んでいるのかも描かれています。普通の男女の関係とは別物ではなく、男女の恋愛とも複雑に絡み合っています。これは台湾で台湾人しか描けない情景だと思います。

 

それにしても1985年から1990年、1997年、2012年と移り変わる台湾に魅了されます。時代が動いているんです。

 

この時代の動きをそれぞれが髪型を変え表情を変え演じていきます。本当にその時代に生きていたかのような役作りがすばらしい。

 

グイルンメイの表情は特に「さすが!」と思いました。グイルンメイが出た他の映画作品も見ているけどこの映画はグイルンメイの底力を見たような気がします。役者魂を感じた作品です。

 

ちなみにグイルンメイは第49回台湾金馬奨で主演女優賞をこの映画で受賞しています。

台湾を知りたい人におすすめの映画

ハリウッド映画が好きな人にはおすすめしないです。「この映画のどこがいいの?」と言われそうだからです。ハリウッド映画のようなハッピーエンドは期待しないで欲しいです。

 

でも台湾を知りたい人、感じたい人には強くおすすめしたい映画です。

 

台湾のきれいな部分だけでなく「ごにょごにょした部分」を知りたい人にぜひ見て欲しい。台湾はこうやって魅力的に変化したんだと思います。そして今も変化しているんだと思います。この「ごにょごにょした感じ」が台湾の良さなんですよね。

 

いい映画は人それぞれだと思います。この映画はわたしにとっていい映画でした。また台湾に行きたくなりました。今度はいつ行こうかな。

映画を見るためには時間が必要。
仕事もしないといけないから時間がない。
お金がもっとあったら時間もできて映画を見れるのに!
お金のことをちゃんと考えたときのこと→